その艦娘とはこちら
特Ⅲ型駆逐艦3番艦「雷」です。
かみなりじゃありません。いかづちです。
そこんとこよろしくです。
特Ⅲ型ということで第六駆逐隊の一員です。
電ちゃんこと「電」のおねぇさんですね。
「暁」「響」「電」は本ブログで取り上げたのですが、
「雷」だけはまだ取り上げてなかったので、
今回ピックアップしたのです。
史実におけるエピソードとして有名なのは、
スラバヤ沖海戦での敵艦エンカウンター乗員の救助ですね。
海戦で撃沈した英駆逐艦「エンカウンター」の乗員422名を
救助しております。
この話は「電」のときでも書きましたね。
「電」は英重巡洋艦「エセクター」の乗員376名を
救助してますね。
テレビなんかでも取り上げられた有名な話みたいです。
「雷」でもう一つ有名なのがその艦長の「工藤俊作」艦長です。
先のスラバヤ沖海戦での救助はその工藤艦長の指示の下、
実行された救助劇でありました。
当時ですから、救助されたとはいえ、捕虜になるわけですから
酷い扱いを受けることだってあります。
それは救助された側もそう思っていたそうです。
しかし、工藤艦長は救助した将兵に英語で
「諸君は果敢に戦われた。今、諸君は 大日本帝国海軍の大切な賓客である」と挨拶し、後日、オランダ病院船へ引き渡したそうです。
救助された方も「雷」での待遇は良かったと言ってたそうです。
ちなみに、工藤艦長は身長が180以上ある大柄な方らしく、
性格は大らかで温和。「工藤大仏」なんて渾名がついたそうです
部下からの信頼も厚かったそうです。
「雷」の最期は、輸送船の護衛中、敵潜水艦を発見したという
報告を受け、単独で制圧に向かっている途中、
敵潜水艦により撃沈されました。乗員は全員戦死されました。
工藤艦長はこの時、病気のため「雷」には乗艦してませんでした。
しかし、「雷」沈没当日の夜に部下たちが工藤艦長に駆け寄り
静かに消えていく夢を見て「雷」に異変が起きたことを
察知したそうです。
…相変わらず史実が長いww
いつから史実紹介ブログになったんですかねww
艦これにおいての「雷」は
ダメ提督製造機という異名を欲しいままにしておりますw
「しれいかん!私がいるじゃない!」「元気ないわね?そんなんじゃダメよ!」
と現実で疲れた提督たちを母港で癒しまくってますw
さらに、一部提督からは
「お艦(オカン)」と言われることもあるみたいですw
ちなみに、「嫁にしたい艦娘ランキング」では
毎回トップに上がってるみたいですね。
2次創作では料理上手だったり、駆逐艦のまとめ役として
描かれることが多いですね(まさにオカン!)
さて、今回はこんなもんですかね。
最後に、工藤艦長に関するエピソードです。
戦後、「雷」に救助された「エンカウンター」乗員が工藤艦長に
会いに来日されたそうですが、
そのときは既に、工藤艦長は亡くなっておりました。
2003年に一度来日した際は墓所がわからず帰国しましたが、
2008年に66年の時を経て、念願の墓参りを遂げ、
工藤艦長の墓前で感謝の思いを伝えたそうです。
では、今回はこんな感じで
ノシ